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台湾の夜を福岡で 警固の「檳榔の夜」にて匂い立つアジアの風を感じる そして酔う

タロウです。

台湾の夜をもう一度、匂い立つ夜市の香りを福岡で。

仕事帰りの赤坂で看板発発見

仕事で煮詰まり、もう飲んでしまいたい!と思い立った先週金曜日。

奥さんと待ち合わせをして仕事終わりに福岡・警固の「檳榔の夜」に行ってきました。    

警固四つ角を若干南へ下り、東の路地に入ったところに浮き上がる名物:水餃子を掲げた 青い看板。     そこから少し奥まったところに檳榔の夜が見えます。

     

檳榔ってなんぞ

店の名前になっている檳榔とは ”ビンロウ(檳榔、学名:Areca catechu)は、太平洋アジアおよび東アフリカの一部で見られるヤシ科植物中国語では檳榔(ビンラン、注音: ㄅㄧㄣ ㄌㄤˊ、拼音: bīnláng)と書く[要出典]。種子嗜好品として、噛みタバコに似た使われ方をされ、ビンロウジ(檳榔子、areca nut / betel nut)という場合は通常この種子を指す。ペナン島の名の由来となった植物である。(wiki調べ)”



植物の種子をかみつぶして、眠気覚ましのような使われ方をしているようです。

実際に台湾では今でもあちこちに檳榔ショップが見られます。

少し前までは露出の多いお姉ちゃんが売り歩いていたようですが、僕は見たことありません。田舎に行くとあるようですね。

南のほうや少し田舎のほうに行くと、おじいちゃんが口真っ赤にして噛んでるのに出くわします。初めて見るとギョッとしますよ。

アジア臭い店構え

そんなアジア臭い名前の店名を掲げるだけあって、店構えもアジア臭い熱気を放っています。ネオンと提灯の魔力。

下手に予約しないで来ると十中八九行列で入れないのである程度TELして状況を確認してから来ましょう。      

イカス提灯がお出迎えです。こういうアジア臭い感じ大好物。     店内はすでに満員。10分ほど待ってちょうど2人席が空いたところで運よく入れました。  

 

アジア臭い店内の様子

アジアンレトロな雰囲気でむんむんした熱気があります。実際にヒーターが炊かれていてむんむんでした。    


ちなみに年初か年末に改装をしたそうで、正直これでもかなりすっきりした印象になっています。これが以前の内装。            

だいぶ雰囲気違いますね。正直前の内装のほうが好きかなーという感想です。ちょっとこじゃれた雰囲気になりました。      

現地臭漂うメニュー

餃子を中心に、青菜炒めや、大根餅、腸詰や魯肉飯など台湾メニューが並びます。     紹興酒もあるよ。ネタばれですが、特におすすめは水餃子含む餃子ベスト3と麻婆豆腐です。    


餃子はジューシーで皮もうまい、麻婆豆腐はスパイシーながらコクがあり山椒がきいてます。  

狂乱の宴

 では宴の様子です。    

始まりは台湾ビールから

台湾ビール。1カ月あけずに再会です。

良くブログでも出るのでお気づきの方はいるかもしれませんが僕は台湾大好きです。

でも台湾ではいつもウイスキーの一気飲みが始まるので台湾ビールをゆっくり飲むことは稀です。よかったね。

青菜炒めは中華の前菜の鉄板

青菜炒め(炒青菜)です。このニンニクのきいた餡との絡みがたまらない。

出汁なのかな、不思議とうま味がすごいです。 一品目にこれをつまみながら次のパンチを待つのが僕流の中華料理の流儀。

水餃子はパクチー爆載せ

純粋にうまい。肉汁祭りが口の中で始まります。

餡もジューシー、皮はちょっとしっかり目。 ボリューミーで満足感あり。

赤麻婆豆腐で体の芯まで温める

山椒がきいていて気管に入ったら死にそうな香りをしています。

コクというかうま味も強く、食べやすい。からいもの苦手ですが、辛さの強調されがちな四川風などとは違い、これは僕でもOKです。

豆板醤のブレンドが決め手らしい。肉の感じもゴロゴロ過ぎず好み。

2杯目のお酒は焼酎ではなく紹興酒をおすすめ

ここでアルコールを追加しました。紹興酒です。

ドライプラムとザラメを入れた燗付けをオーダーしました。

この甕ひとつでだいたい6-7杯くらいだそうです。独特の香がたまらない。

香草の効いた中華にはぴったりです。あったかいお酒は回るのも早い。この時点でかなりキテます。

辣炸鶏脯でがっつりとおなかを満たす

そして締めのスパイシー唐揚げ。辣炸鶏脯というそうです。

むね肉でガッツリ感のある鶏肉です。ボリュームがあるので男子にもお勧め。

もも肉のジューシーな部位ではないので人によってはちょっと違うかな、という方もいるかも。僕はチキン大好きマンなのでウェルカムでした。

むしろこのガッツリ感がたまらない。衣にも八角かな?独特の香りがあり、香草とかが苦手でなければお気に召すはず。    

感想

種類も豊富でなにより店の雰囲気が良い。ご飯をガッツリという雰囲気ではないですが4皿も頼むと夫婦二人で十分満足できます。


味付けは本場台湾と同じかというとかなりデフォルメされている感はあるというかちょっと違う地域のものもある気がするのですが、それでも異国にトリップしたような楽しい気分にさせてくれる店です。


定期的に行きたい。それと店員さんがとても気持ちよく接客してくれるので、気持ちよくお酒に酔うことができます。もちろん、この日も酔いました。


次の日遅刻しかけました。紹興酒は好き嫌いあると思うので、苦手な人は呑みやすい台湾ビールがお勧めです。     次は美人鍋というのを食べてみたい。また行きます。        

では。

檳榔の夜看板
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